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所蔵品展「饅頭・柏・オリーブ 山口進の画業と交友」東京大学駒場博物館

所蔵品展「饅頭・柏・オリーブ 山口進の画業と交友」会期:2014年3月3日〜4月11日、於:東京大学駒場博物館 HP:http://museum.c.u-tokyo.ac.jp/exihibition.html#yamaguchi 東京大学教養学部の正門には、柏の葉とオリーブをかたどった旧制第一高等学校の校…

内藤記念くすり博物館

・内藤記念くすり博物館 HP:http://www.eisai.co.jp/museum/ 住所:岐阜県各務原市川島竹早町1 最寄り駅:JR岐阜駅、名鉄一宮駅ほか 2014年2月29日訪問。行きは名鉄犬山線「江南」駅からタクシーで15分ほど(2000円ぐらい)かけて博物館へ。帰りは博物館か…

吉岡彌生記念館

・吉岡彌生記念館 HP:http://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/kankou/spot/art/yoshiokakinenkan.html 住所:静岡県掛川市下土方474 最寄り駅:JR掛川駅 2014年2月26日訪問。JR掛川駅よりバスで25分ほどかけ「東京女子医大入口」に向かい、そこから徒歩5分ぐ…

資生堂企業資料館

・資生堂企業資料館 HP:http://www.shiseidogroup.jp/corporate-museum/ 住所:静岡県掛川市下俣751-1 最寄り駅:JR掛川駅 2014年2月25日訪問。JR掛川駅より歩いて20分ほど。1992年に開館し、隣には資生堂アートハウスという美術館もあります。なお、路線バ…

直方谷尾美術館

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福岡県の筑豊地方では、直方谷尾美術館・嘉麻市立織田廣喜美術館・田川市美術館という3つの公立美術館を拠点として、文化交流を促進する 「筑豊美術館ネットワーク(ちくネット)」という団体があるようです。先日、帰省した際にはその中から田川市美術館を…

「宣教医ヘボン――ローマ字・和英辞書・翻訳聖書のパイオニア」横浜開港資料館

横浜開港資料館で開催中の「宣教医ヘボン」へ行ってきました。米国長老派教会系の医療宣教師であるヘボン(James Curtis Hepburn, 1815–1911)の展示が横浜開港資料館でおこなわれたのは、1983年の「ヘボンと横浜」展以来、実に30年ぶりのことだそうです。今…

「緒方洪庵・適塾と近世大坂の学知」大阪大学総合学術博物館・大阪大学適塾記念センター

大阪大学総合学術博物館と大阪大学適塾記念センターの共催による特別展「緒方洪庵・適塾と近世大坂の学知」を観覧してきました。適塾記念センターは、福沢諭吉など、著名な門人を生み出した蘭学塾・適塾とそれを主催した緒方洪庵に関する資料保存・収集・公…

宮城資料ネット被災資料レスキューおよび亘理町立郷土資料館など巡検

2013/12/02追記 本資料調査の報告が『宮城資料ネット・ニュース』に掲載されました。この場を借りて、調査のご支援をいただいた佐藤賢一先生(電気通信大学)に御礼申し上げます。 藤本大士「科学史を専攻する大学院生からみた被災資料レスキュー」『宮城資…

佐賀医学史研究会 エクスカーション(2013年9月16日)

前日のエクスカーションは洋学史学会が主催するものでしたが、この日は佐賀医学史研究会主催のエクスカーションに参加してきました。今回、訪れた資料館・史跡は以下の通りです。 ・三浦梅園資料館(大分県国東市安岐町) HP ・富貴寺大堂(大分県豊後高田市…

洋学史学会・佐賀大会 エクスカーション(2013年9月15日)

洋学史学会・佐賀大会のエクスカーションとして、以下の資料館を見学して参りました。 ・松浦史料博物館(長崎県平戸市) HP ・平戸オランダ商館(長崎県平戸市) HP ・佐賀県立九州陶磁文化館(佐賀県有田町) HP ・佐野常民記念館(佐賀県佐賀市) HP 学会…

世界記憶遺産・山本作兵衛の記録画と筑豊炭坑の歴史:田川市石炭・歴史博物館

実家に帰省しているので、筑豊炭田にまつわる博物館・美術館に行ってきました。その第三弾は、福岡県田川市にある「田川市石炭・歴史博物館」です。 ・田川市石炭・歴史博物館 HP:http://www.joho.tagawa.fukuoka.jp/sekitan/ 住所:福岡県田川市大字伊田27…

千田梅二による筑豊炭坑の版画:田川市美術館

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実家に帰省しているので、筑豊炭田にまつわる博物館・美術館に行ってきました。その第二弾は、福岡県田川市にある「田川市美術館」です。 ・田川市美術館 HP:http://www.joho.tagawa.fukuoka.jp/bijyutu/ 住所:福岡県田川市新町11-56 最寄り駅:JR田川後藤…

筑豊石炭鉱業組合・直方会議所や多数の炭坑画:直方市石炭記念館

実家に帰省しているので、筑豊炭田にまつわる博物館・美術館に行ってきました。その第一弾は、福岡県直方市にある「直方市石炭記念館」です。 ・直方市石炭記念館 HP:http://www.yumenity.jp/sekitan/sekitan.html 住所:福岡県直方市大字直方692-4 最寄り…

Science Museum(英国科学博物館)

イギリス滞在二日目です。今日は科学博物館の見学に行ってきました。 Science Museum(英国科学博物館) HP:http://www.sciencemuseum.org.uk/ 住所:Exhibition Road, South Kensington, London, SW7 2DD 最寄り駅:South Kensington Sta.(Circle Line/Di…

イギリスとアメリカにおける博物館のマネジメントとアドミニストレーション:佐々木亨・亀井修(編)『博物館経営論』(2013)

放送大学の博物館経営論の教科書から、イギリスとアメリカにおけるアートマネジメント、アートアドミニストレーションについて紹介した部分を読みました。 竹内有理「事例紹介1:海外の博物館経営(イギリス)」、鈴木一彦「事例紹介2:海外の博物館経営(…

教師のための収蔵品活用資料の提供:田尻信壹「イギリスにおける博物館教育」(2010)

田尻信壹「イギリスにおける博物館教育――ロンドン帝国戦争博物館を事例として『富山大学人間発達科学研究実践総合センター紀要 教育実践研究』4、2010年、51–64頁。 http://utomir.lib.u-toyama.ac.jp/dspace/handle/10110/3261 ※ 上記リンクから無料閲覧・D…

地方都市の美術館と地域社会との密着化:佐々木宰「イギリスの美術館における教育普及活動(2)」(2010)

佐々木宰「イギリスの美術館における教育普及活動(2)――リバプール、オックスフォード、ケンブリッジの美術館及び博物館、アートギャラリーの事例」『北海道教育大学紀要(教育科学編)』61(1)、2010年、291–302頁。 http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspa…

ナショナル・カリキュラムに準拠した美術館の教育活動:佐々木宰「イギリスの美術館における教育普及活動(1)」(2010)

佐々木宰「イギリスの美術館における教育普及活動(1)――ロンドンの美術館及び博物館、アートギャラリーの事例」『北海道教育大学紀要(教育科学編)』60(2)、2010年、157–171頁。 http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/1106 ※ 上記リ…

「彰古館」にみる軍隊と医学

本年度の軍事史学会年次大会は陸上自衛隊衛生学校高等看護学院校舎で開催されましたが、ここに併設されている「彰古館」について少し紹介を。これがまた素晴らしかった!場所柄もあり簡単には観覧できないと思いますが、当然ながら軍陣医学関連の面白そうな…

死体の保存・処理のような博物館の役割:梅棹忠夫『メディアとしての博物館』(1987)

「博物館・図書館情報メディア論」(学芸員資格科目)の参考文献としてあげられていた文献を読みました。30年も前に、博物館をメディア=「情報伝達装置」と捉える視点が提示されていたのですね。 梅棹忠夫『メディアとしての博物館』平凡社、1987年。メディ…

医学・美術・身体の融合と美術館:高山宏「身体という「驚異の部屋」」(2009)

数年前に森美術館で開催された「医学と芸術」展(2009年11月28日〜2010年2月28日)の展覧会カタログをたまたま古本屋でゲットしたので、こちらのカタログに寄稿されている高山宏氏の論考を一本まとめてみました。非常に面白そうな展覧会だったのですが、タイ…

「救出された絵画たち――陸前高田市立博物館コレクションから」(於:岩手県立美術館)

岩手県立博物館では「平成の大津波被害と博物館〜被災資料の再生をめざして」(拙ブログでの紹介はコチラ)が開催されていましたが、一方の岩手県立美術館では「救出された絵画たち――陸前高田市立博物館コレクションから」という企画がおこなわれていたよう…

震災資料の収集と岩手県立図書館

岩手県立図書館に行ってきました。なにか調べものがあって入ったわけではなかったのですが、施設があまりに充実していてテンションがあがってしまったので、簡単にその紹介記事を書いてみたいと思います。笑 岩手県立図書館ホームページへ 震災資料の収集・…

「平成の大津波被害と博物館――被災資料の再生をめざして」(於:岩手県立博物館)

昨日、岩手県立博物館で開催中のテーマ展「平成の大津波被害と博物館――被災資料の再生をめざして」を見学して来ました。館の方にブログでもなんでもどしどしアピールしてねと言われたので、早速その紹介を。笑 テーマ展「平成の大津波被害と博物館――被災資料…

科学史関連アーカイブズの取り組み:「アーカイブズ・ネットワーク 南から北から」『記録と史料』(2008・2009)

『記録と史料』はアーカイブズ学の動向や各地域での活動を紹介する専門誌として有名ですが、本誌には「アーカイブズ・ネットワーク 南から北から」というコーナーがあり、様々なアーカイブズでの取り組みを紹介しています。今回は特に科学史に関連するアーカ…

医療機器が呼び起こす身体感覚:Arnold & Söderqvist "Medical Instruments in Museums" (2011)

研究室の学生を中心として行っているIsis Focus読書会ですが、研究会用に医療機器に関する論文のサマリーをつくりました。なお、研究会の詳細については、下記リンクをご覧下さい。どなたでも参加を歓迎しますので、興味がある方はお気軽にご連絡ください。 …