佐賀医学史研究会 エクスカーション(2013年9月16日)

 前日のエクスカーションは洋学史学会が主催するものでしたが、この日は佐賀医学史研究会主催のエクスカーションに参加してきました。今回、訪れた資料館・史跡は以下の通りです。

・三浦梅園資料館(大分県国東市安岐町) HP
・富貴寺大堂(大分県豊後高田市) HP
・きつき城下町資料館(大分県杵築市) HP
・佐野家/杵築藩医大分県杵築市) HP
住吉神社・回天大神基地(大分県日出町)
・帆足万里像(大分県日出町)

 佐賀医学史研究会は、佐賀の医学の歴史に関心がある大学教員・医師・市民を中心に、2007年に設立されたそうです。毎年一回、今回のようなエクスカーションを開催し、歴史研究者と市民の方が交流をもっています。今回の参加者数も40人ほどおり、必ずしも全ての方が研究会の会員の方ではないようですが(会員の方のご家族なども多く参加されておりました)、地元の方々の歴史に対する強い関心を窺い知ることができました。エクスカーションでは、事務局長の青木歳幸先生(佐賀大学)によってその博識とユーモアが交えられた見事な解説がおこなわれましたが、それもまた参加者を多く引き寄せる一因だと強く感じました。
 ちなみに、現在のところ、来年のエクスカーションの候補先として福岡県の宗像市北九州市などをあがっているようです。宗像市は近代保険制度の先駆けとされる「定礼」がおこなわれた場所として有名で、北九州市も「いのちのたび博物館」という自然誌博物館で有名だったりします。予定を調整して、是非とも来年も参加したいものです。