『〈伝統医学〉が創られるとき』著者・小田ならさんへのインタビューが公開されました

『〈伝統医学〉が創られるとき——ベトナム医療政策史』(2022年に京都大学学術出版会、2022年)の著者小田ならさんへのインタビューをおこない、学術書の著者インタビューサイト「ブック・ラウンジ・アカデミア」に掲載されました。 小田さんには、本書の着想…

『洋学史研究事典』編者・松方冬子さんへのインタビューが公開されました

洋学史学会監修・青木歳幸、海原亮、沓澤宣賢、佐藤賢一、イサベル・田中・ファンダーレン、松方冬子編『洋学史研究事典』(思文閣出版、2021年)の編者のお一人である松方冬子先生へのインタビューをおこない、学術書の著者インタビューサイト「ブック・ラ…

『「患者」の生成と変容』著者・坂井めぐみさんへのインタビューが公開されました

坂井めぐみさんの『「患者」の生成と変容——日本における脊髄損傷医療の歴史的研究』(晃洋書房、2019年)のインタビューをおこない、学術書の著者インタビューサイト「ブック・ラウンジ・アカデミア」に掲載されました。 坂井さんには、この研究をはじめたき…

ブックラウンジアカデミアで拙著『医学とキリスト教』のインタビューが公開されました

著者インタビューサイト・ブックラウンジアカデミアにて、拙著『医学とキリスト教』のインタビューをおこなっていただきました。インタビュアーは、アメリカ史・キリスト教史・ジェンダー史などがご専門の石井紀子先生(上智大学教授)です。YouTube、Spotif…

博論から単著出版まで (3) 出版までの流れ

前回までの記事では出版助成に応募するまでを書きました。今回は出版助成を獲得し、実際に『医学とキリスト教——日本におけるアメリカ・プロテスタントの医療宣教』として出版されるまでの流れについて書きたいと思います。細かい日にちも書いているので、今…

博論から単著出版まで (2) 拙著の出版助成

前回は人文系一般の出版助成について説明しましたが、今回の記事では私のケースについて紹介したいと思います。 私は2019年3月に博士号を取得したのですが、同年4月から在外研究をおこなうことになっていたので、出版助成の準備などに十分な時間をとることが…

博論から単著出版まで (1) 出版助成について

今夏に法政大学出版局より『医学とキリスト教——日本におけるアメリカ・プロテスタントの医療宣教』が出版されました。本書の出版までにサポートしていただいた方にあらためて御礼申し上げます。 この機会に、博論を提出してから単著として出版するまでにどの…

BHチャンネルで拙著『医学とキリスト教』のインタビューが10月8日に公開されます(追記:公開されました!)

ヒロ・ヒライさんが主宰するYouTubeのBHチャンネルで、拙著『医学とキリスト教』のインタビューをおこなっていただきました。10月8日(金)(追記:諸般の事情により11月26日(金)に延期となりました)21時からプレミアム公開されます。プレミア公開では、…

拙著『医学とキリスト教』をお譲りします

昨日出版された『医学とキリスト教』ですが、お世話になった先生方に献本をするにあたって、何人かの先生より、自分は自費で買うので、自分の分は初期キャリアの研究者に譲ってあげてほしいというご連絡をいただきました。個人の経験としても、研究費がない…

拙著『医学とキリスト教』が刊行されました

本日8月26日、法政大学出版局より拙著『医学とキリスト教——日本におけるアメリカ・プロテスタントの医療宣教』が刊行されました。 医学とキリスト教: 日本におけるアメリカ・プロテスタントの医療宣教 作者:藤本 大士 法政大学出版局 Amazon 本書、そして本…

拙著『医学とキリスト教』内容紹介 (6) 残された課題

明日26日に出版される『医学とキリスト教』の内容紹介を全6回に分けておこなっています。第6回目となる今回の記事では、終章を取り上げます。 医学とキリスト教: 日本におけるアメリカ・プロテスタントの医療宣教 作者:藤本 大士 法政大学出版局 Amazon 終章…

拙著『医学とキリスト教』内容紹介 (5) 戦後の医療宣教の発展

あさって26日に出版される『医学とキリスト教』の内容紹介を全6回に分けておこなっています。第5回目となる今回の記事では、第8・9章を取り上げます。 医学とキリスト教: 日本におけるアメリカ・プロテスタントの医療宣教 作者:藤本 大士 法政大学出版局 Ama…

拙著『医学とキリスト教』内容紹介 (4) 2つの教派の躍進

今月26日に出版される『医学とキリスト教』の内容紹介を全6回に分けておこなっています。第4回目となる今回の記事では、第6・7章を取り上げます。 医学とキリスト教: 日本におけるアメリカ・プロテスタントの医療宣教 作者:藤本 大士 法政大学出版局 Amazon …

拙著『医学とキリスト教』内容紹介 (3) 女性宣教師の活躍

今月26日に出版される『医学とキリスト教』の内容紹介を全6回に分けておこなっています。第3回目となる今回の記事では、第4・5章を取り上げます。 医学とキリスト教: 日本におけるアメリカ・プロテスタントの医療宣教 作者:藤本 大士 法政大学出版局 Amazon …

拙著『医学とキリスト教』内容紹介 (2) 医療宣教の開始・拡大・縮小

今月26日に出版される『医学とキリスト教』の内容紹介を全6回に分けておこなっています。第2回目となる今回の記事では、第1〜3章を取り上げます。 医学とキリスト教: 日本におけるアメリカ・プロテスタントの医療宣教 作者:藤本 大士 法政大学出版局 Amazon …

拙著『医学とキリスト教』内容紹介 (1) 本書の問題意識

拙著『医学とキリスト教』が今月26日に出版されます。刊行まで1週間を切りましたので、今日から6日間、本書の内容の簡単な紹介をおこなっていきたいと思います。 医学とキリスト教: 日本におけるアメリカ・プロテスタントの医療宣教 作者:藤本 大士 法政大学…

CFP: 2nd and 3rd Virtual Workshops “Women and Medicine in the Japanese Empire” October and December 2021 (JST)

8月14日に“Women and Medicine in the Japanese Empire”の第1回オンラインワークショップを無事に終えることが出来ました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。 ワークショップ中にアナウンスをおこないましたが、同じテーマで第2・3回のオンラ…

拙著『医学とキリスト教』(8月26日刊行)が予約可能となりました

拙著『医学とキリスト教——日本におけるアメリカ・プロテスタントの医療宣教』が8月26日に法政大学出版局より刊行されます。Amazonなどにが少し前から簡単な情報は掲載されていましたが、このたび、書影や目次などもすべてアップされましたので、こちらのブロ…

第1回オンライン国際ワークショップ “Women and Medicine in the Japanese Empire”(8月14日)

2021年8月14日17〜19時(日本時間)で一回目のオンライン国際ワークショップ“Women and Medicine in the Japanese Empire”が開催されます。今回は、帝国日本における医師・栄養士・看護師に関する3つの報告がおこなわれます。是非ご参加ください。公式サイト…

『戦争とトラウマ』著者・中村江里さんへのインタビューが公開されました

中村江里さんの『戦争とトラウマ——不可視化された日本兵の戦争神経症』(吉川弘文館、2017年)のインタビューをおこない、学術書の著者インタビューサイト「ブック・ラウンジ・アカデミア」に掲載していただきました。 www.bookloungeacademia.com 中村さん…

CFP: Virtual Workshop “Women and Medicine in the Japanese Empire” August 14, 2021 (JST)

オークランド大学のEllen Nakamura先生と以下のような企画をおこなうことになりました。関心のある方は是非ご応募いただければ幸いです。また、関心がありそうな方と情報をシェアしていただけるとありがたいです。 Call for Participants “Women and Medicin…

日本語版New Books Networkのはじまり?

ブック・ラウンジ・アカデミア(Book Lounge Academia, BLA)という、学術専門書の著者インタビューサイト(日本語)が始まったようです。 www.bookloungeacademia.com アメリカには、New Books Network(NBH)という学術専門書の著者インタビューサイトがあ…

アーカイブズ・カレッジのクラウドファンディングがおこなわれています

現在、国文学研究資料館(国文研)がアーカイブズ・カレッジのためのクラウドファンディングをおこなっております。 https://readyfor.jp/projects/kokubunken アーカイブズ・カレッジとは、アーカイブズ学の基礎・応用を多彩な講師陣から誰でも学ぶことがで…

論文:藤本大士「近代日本におけるアメリカ人医療宣教師の活動——ミッション病院の事業とその協力者たち」(東京大学大学院総合文化研究科、2019年3月)

昨年度、博士論文「近代日本におけるアメリカ人医療宣教師の活動——ミッション病院の事業とその協力者たち」を提出しました。もし、論文に関心のある方はお気軽に<fujimoto.daishi[at]gmail.com>にまでご連絡ください。目次は以下の通りです。 藤本大士「近代日本におけるアメリカ人医療宣教</fujimoto.daishi[at]gmail.com>…

小高健(編)『長與又郎日記』上・下巻(2001–2002)

小高健(編)『長與又郎日記——近代化を推進した医学者の記録』上・下巻、学会出版センター、2001–2002年。 長与又郎日記―近代化を推進した医学者の記録〈上〉 作者: 小高健 出版社/メーカー: 学会出版センター 発売日: 2001/03 メディア: 単行本 この商品を…

茶谷十六・松岡精(編)『門屋養安日記』上・下巻(1996–1997)

茶谷十六・松岡精(編)『門屋養安日記』上・下巻(『近世庶民生活史料未刊日記集成』1・2巻)、東京 : 三一書房、1996–1997年。 近世庶民生活史料 未刊日記集成1 作者: 茶谷十六,松岡精 出版社/メーカー: 三一書房 発売日: 1996/11/01 メディア: 単行本 こ…

20世紀初頭における人種の純粋性・階層性への批判:Tilley “Racial Science, Geopolitics, and Empires"(2014)

Isis, Focus読書会 #15 "Relocating Race"での担当箇所のレジュメをアップします。 Helen Tilley,“Racial Science, Geopolitics, and Empires: Paradoxes of Power," Isis, 105(4), 2014, pp. 773–781. http://www.jstor.org/stable/full/10.1086/679424 ※…

大陸をつなぐルートから研究対象へと変わる海洋:Reidy & Rozwadowski "The Spaces In Between"(2014)

Isis, Focus読書会 #14 "Knowing the Ocean: A Role for the History of Science"での担当箇所のレジュメをアップします。 Michael S. Reidy and Helen M. Rozwadowski, "The Spaces In Between: Science, Ocean, Empire," Isis, 105(2), 2014, pp. 338–351.…

論文:藤本大士「近世医療史研究の現在——民衆・公権力と医療」『洋学』21、2014、91–125頁。

藤本大士「近世医療史研究の現在——民衆・公権力と医療」『洋学』21、2014、91–125頁。 論文が出版されました。本論文は、近世日本の医療史の研究動向をレビューした論文です。とくに、医療の社会史的アプローチをとったこれまでの論文を取り上げています。も…

中世と新しい人文主義的伝統の交差路に立つレオニチェノ:Hirai, Medical Humanism and Natural Philosophy(2011)

とあるインテレクチュアルヒストリーの授業のアサインメントとして読みました。 Hiro Hirai, "Chapter 1 Nicolò Leoniceno between the Arabo-Latin Tradition and the Renaissance of the Greek Commentators," Medical Humanism and Natural Philosophy: R…