k_アーカイブズ
今年7月に、日本科学史学会生物学史分科会・夏の学校において、「科学史・医学史をめぐる資料とアーカイブズ」といったテーマでのシンポジウム開催を予定しています。そこで、この主題に関連する文献を今後は読み進めていこうと思います。 佐久間大輔「自然…
12月6日(金)に迫ったIsis Focus読書会に向けて、自分の担当箇所のレジュメをつくりました。今回の特集は"Ordering the Discipline"です。なお、読書会はどなたでも、(Google+を通じて)どこからでも参加可能ですので、参加希望の方は藤本にまでお気軽にご…
AC修了論文用参考文献のメモです。 水嶋英治「歴史博物館の存在証明――欧米に学ぶ管理運営・保存哲学」『歴史評論』683、2007年、19–31頁。 本論文では、今後の博物館やアーカイブズのあるべき姿として、それへのアクセシビリティを保証することに重きが置か…
AC修了論文用参考文献のメモです。 Valerie Johnson and Caroline Williams, "Using Archives to Inform Contemporary Policy Debates: History into Policy?" Journal of the Society of Archivists, 32(1), 2011, pp. 287-303. http://www.tandfonline.com…
AC修了論文用参考文献のメモです。 諏訪部直子「医学情報専門家としての医学図書館員の新しい役割」『情報の科学と技術』55(9)、2005年、369–374頁。 http://ci.nii.ac.jp/naid/110002829880 ※ 無料閲覧・DL可能 かつての医学図書館は医療専門家に対してのみ…
AC修了論文用参考文献のメモです。 John B. Blake "Medical Records and History," American Archivist, 27(2), 1964, pp. 229-235. http://archivists.metapress.com/content/d54gn70748865222/ ※ 無料閲覧・DL可能 本論文は、1963年10月3日に開催された、…
アーカイブズ・カレッジの修了論文を執筆していくにあたって、過去の受講生による修了論文で、それがのちに学術誌に掲載されているものを読んでいます。本論文は2005(平成17)年度の修了論文を元にして書かれたものだそうです。こちらも、AC修了論文用参考…
アーカイブズ・カレッジ受講のまっただ中ですが、そろそろ修了論文を執筆していかないといけないので、過去の受講生による修了論文で、それがのちに学術誌に掲載されているものを読んでいます。本論文は、国立西洋美術館・情報資料室の川口さんによるもので…
Nancy Tomes, "Oral history and the history of medicine," The Journal of American history, 78(2), 1991, pp. 607-617. 医学史という分野におけるオーラル・ヒストリー(以下、OH)は、Peter Olchという先駆者により1960年代より研究が進められてきた。…
Ronald E. Doel, "Oral History of American Science: A Forty-year Review," History of Science, 41, 2003, pp. 349-378. http://adsabs.harvard.edu/full/2003HisSc..41..349D ※ 上記リンクから無料閲覧・DL可能 科学史という分野では、1950年代後半より…
8月23日(金)に迫ったIsis Focus読書会に向けて、自分の担当箇所のレジュメをつくりました。今回の特集は「科学、歴史、そして近代インド」です。なお、読書会はどなたでも、(Google+を通じて)どこからでも参加可能ですので、参加希望の方は藤本にまでお…
24th International Congress of History of Science, Technology and Medicine, 23 July 2013, at the University of Manchester http://www.ichstm2013.com/ ・S002:科学博物館における研究――その最先端(要旨) 「博物館学と遺産」カテゴリに分類される…
2013年7月21〜28日の一週間にわたって、第24回国際科学史・技術史・医学史会議がマンチェスター大学で開催されました。世界60カ国以上から1758人の参加者が集まり、1400の報告と100を超えるソーシャル・プログラムがおこなわれるという非常に大規模な学会で…
1998年(平成10年)に開催された第99会日本医史学会総会シンポジウム「日本における医史料の蒐集と保存について――その現状と提言」および日本学術会議医史・医哲学研究連絡委員会共催ミニシンポジウム「日本における医史料の保存について」の諸報告は、『日…
数年前に森美術館で開催された「医学と芸術」展(2009年11月28日〜2010年2月28日)の展覧会カタログをたまたま古本屋でゲットしたので、こちらのカタログに寄稿されている高山宏氏の論考を一本まとめてみました。非常に面白そうな展覧会だったのですが、タイ…
明日に迫ったOsirisの読書会に向けて、担当箇所のレジュメを作成しました。なお、読書会はドタ参も歓迎ですので、お時間ある方はどうぞ。詳細はコチラ(オンライン参加もできます)。 Lorraine Daston, "The Sciences of the Archive," Osiris, 27(1), 2012,…
歴史研究者にとって史資料をいかに保存し、活用していくかという問題は避けては通れません。多くの研究者は自ら資料のアーカイビングに関わっていますが、医学史や科学史といった研究領域においてはそれらに比べるとあまり活発に進められていないようです。…
『記録と史料』はアーカイブズ学の動向や各地域での活動を紹介する専門誌として有名ですが、本誌には「アーカイブズ・ネットワーク 南から北から」というコーナーがあり、様々なアーカイブズでの取り組みを紹介しています。今回は特に科学史に関連するアーカ…
現在、国文学研究資料館が主催する「平成24年度アーカイブズ・カレッジ長期コース(史料管理学研修会)」を受講しています。 ・平成24年度アーカイブズ・カレッジ | 国文学研究資料館 【2013/5/8追記】平成26年度からカリキュラムの変更により、平成25年…
近年の日本におけるアーカイブズの動向について、非常に簡潔にわかりやすく説明した本を読みました。著者は日本経済新聞社の記者である松岡資明さんです。お求めやすい価格になっておりますので、アーカイブズに興味はあるけれど、まだまだ詳しくないって方…
国文学研究資料館が主催する「アーカイブズ・カレッジ」(史料管理学研修会 http://goo.gl/32ezJ)が本日より始まりましたが、研修会での配付資料をもとに、アーカイブズ学の文献リストを作成しました。なお、配付資料では70冊ぐらい文献が挙げられていまし…
土曜日に行われた日本医史学会・月例会(2011年11月26日、於:順天堂大学)にはじめて参加してきました。簡単に発表メモをまとめておきたいと思います。 ・松村紀明「江戸期在村医の医療活動――岡山県邑久郡中島家文書の鍼灸記録から」 帝京平成大学の松村氏…
昨日、学習院大学で行われた「核時代の記憶と記録――原爆アーカイブズの保存と活用」という国際シンポジウムに行ってきました。 http://www.jsas.info/modules/news/article.php?storyid=86以下、当日の報告内容を簡単にメモしておきます。 報告 ウィリアム・…